1、ダイエットの目標を明確にしよう

まず、理想である「減量目標が達成された時の自分の姿」をイメージしておくと良いと思います。
できる限り鮮明なほうが良いと思いますが、あまり具体的に描けなかったとしても大丈夫です。

 

その時点で思い描けるだけイメージを描けると良いと思います。
楽しいイメージで減量生活ができますし、迷った時や辛くなった時に、このテーマを思い起こすことで支えになります。



(例1)現在の体重79キロから、身長から導き出される平均体重である66キロまで痩せたい
(例2)またずれを無くすまで痩せたい
(例3)電車で着席すると太ももが隣の客に密着してしまうので、密着を気にしなくて済む程度までには痩せたい
(例4)友達グループor会社の同僚の中で、今一番自分が太っているが、せめて真ん中くらいまでには痩せたい
(例5)太っていることをネタにバカにされなくなる程度にまで痩せたい
(例6)三段腹を解消したい
(例7)しゃがんだ時に、腹の肉が下がって太ももにくっつかなる程度まで痩せたい
(例8)TシャツのMサイズを、いつも躊躇なく選べるようになりたい
(例9)痩せた姿を手に入れて、自分で自分を好きになりたい。他人から愛されたい

そして、「自分の成功イメージを周りの人に宣言する」「成功イメージを紙などに書いて玄関に貼る」などして、いつも意識を高めておける環境を作るとなお良いと思います。

また、期日を設定するのはあまりお勧めしません。
その期日までに結果にコミットしようと、無理なダイエットになってしまうためです。

ストレスがかかるダイエットは継続できません。

一時的にダイエットが成功したとしても、その後の体型維持が難しい為です。


私の成功イメージは、上記の(例1)でした。
このテーマを、20年くらいず〜っと夢に描いており、自分なりにダイエットを試み続けていたのですが、減ってもまた増え、減ってもまた増えといったように、ノコギリのような体重増減の曲線をずっと描いていました。

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これが私の多重増減推移ですが、一時期は90キロ近くありました。


この原因は、都度のダイエット方法に無理やストレスがあり、続けることが困難でやめてしまっていた為です。
(私の場合は、「大根サラダを毎食、目一杯食べる」「毎夜、河原を10キロ走る」「仕事の後で菓子パンと心太だけを食べてジムに直行し、トレッドミルと筋トレを毎日やる」等が失敗ダイエットで、続きませんでした)

 


無理のある自己流ダイエットをやめると元のデブ生活に戻ってしまい、その後で体重が戻ってしまっていました。

ですので、「楽しんで自分のペースで続けられるダイエット生活」を自分の生活に取り入れ、ずっと続けていられれば、痩せていられるのです。

ダイエットとは、「いつか終わるものではなく、ずっと楽しんで続けるもの」だった。


これに気づくのに私は何十年も費やしてしまいました。